東日本大震災およびコロナウイルス感染予防措置により制限を受けてきた福島県の中学生への支援の一つとして、手越祐也さんのオリジナル曲「この手とその手」の録音及び撮影を行うプロジェクト企画が2024年1月25日、三春交流館「まほら」で開催されました。

田村市立船引中学校合唱部と三春町立三春中学校の中学生27名の学生のみなさんが、昨年秋よりそれぞれの中学校単位で練習を重ね、むかえた本番でした。

まず初めに、手越さんがこのプロジェクトについての想いを熱く語りました。

アーティストとして卒業ソングを作りたいこと。
2020年から繋がりのある福島のみんなと作品を残したいこと。
それを見てくれた地元や全国の中高生が音楽を通じて夢を持つことやチャレンジすることの大事さを感じて、夢ができたときにはそれを大切にして欲しいこと。
作品を見てくれる人にパワーを感じてほしいこと。

そういった自身の想いと共に、参加した学生のみなさんに、緊張せずにのびのびと楽しく一緒に歌ってほしいと声をかけていました。

そして手越さんのあたたかい歌声と学生のみなさんの澄んだハーモニーが、心地よい音となりホールに響き渡りました。

出演者、関係者、そして聞いてくれる人々、それぞれの素敵な思い出となり、未来への活力となることを願っています。

今後も一般社団法人プラットふくしまは子どもたちの未来のための活動を続けてまいります。