昨年まではコロナ禍のため、手越さんと子どもたちが直接触れ合う体験活動を控えさせていただいていましたが、今年は一緒に作業をすることができました。

開会式では来賓の方々からも子どもたちへあたたかいメッセージを頂き、開会式終了後、100人を超える参加者全員で記念撮影をしました。

その後いよいよ作業開始。
前日までの雨予報が心配でしたが、当日は晴れ、心地よい初夏の気候の中ワクワクする体験がスタートしました。

作業は西田町アグリプロジェクトのリーダー指導のもと、5つのグループに分かれ行われました。
子どもたちは初めて足を入れる泥の感触や水の温度、土のにおい、稲の柔らかさを感じながら、一つ一つの作業に声をあげて驚きながら、楽しそうな笑い声を田んぼいっぱいに響かせてくれました。

手越さんは足元が不安定な子どもたちにコツをアドバイスしながら、手持ちの苗をスピーディに植え続けていました。子どもたちも手越さんのアドバイスを受け、生き生きと楽しそうに苗を植えてくれました。

手植えに続いて手越さんは田植え機でも稲を植え進めていきました。西田町での田植えは３回目となる手越さんですが、技術の高さに指導の方も驚きを隠せませんでした。

そして無事に田植えが終了。
美しい緑色のカーペットに変化し、黄金の稲穂に育ってくれることを願います。

参加してくれた子どもたちは、「大変だったけどすごく楽しかった」と感想を残してくれました。慣れない姿勢と足場で疲れているはずなのにやり切ったという清々しい表情が本当に素敵でした。

今回の体験を通して、「農業の楽しさ、お米への感謝の気持ち」を実感してもらえたらうれしいと思います。