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2022年5月6日

手越村田植え-福島民報新聞

アーティストの手越祐也さんは五日、郡山市西田町の田んぼで田植えをした。
秋に収穫するコメは一般販売し、県産農産物の魅力を発信する。

手越さんと、市内の一般財団法人プラットふくしま、西田町ふるさとを考える会による「手越村プロジェクト」の一環。
昨年に続くコメ作りで、手越さんが直接、田植えをするのは初めて。

手越さんはスタッフや子どもらとともに素足で田んぼに入り、コシヒカリの苗を手植えした。
持ち前の運動能 力の高さで、泥に足を 取られることなく、手際よく作業した。
田植え機の運転にも挑戦した。

手越さんは今後も定 期的に市内を訪れ、農作業に励む。秋には収穫祭を予定している。


「福島の魅力伝え続けたい」手越さん

手越さんは取材に対し、今後 も福島県の応援団として地域活 性化や復興に尽力すると強調した。

―どのような思いで作業したのか。

「初めての田植えで楽しかった。ただ、手伝うのは楽しいが、 毎日作業を続けるのは大変だと実感した。日本の食卓を守っている農家の方尊敬する。
昨年、西田町で収穫したコメは好評で、みんなが『おいしい』と言ってくれた。今年も、この地で取れる作物を多くの人に届けたい」

―子どもたちも一緒に取り組んだ。

「小さいころから自然と触れ合うのが大事だと思っている。 日本の食文化を絶やさないためにも、子どもが農業や食に興味を持ったり、農業のベテランから技術を学んだりするきっかけをつくりたい」

―福島に対する思いは。

「県民と接するたびに、人の温かさを感じる。現場はいつも笑顔であふれており、元気をもらって東京に戻っている。
福島は特別な場所で、毎回足を運ぶのを楽しみにしている。福島の魅力や復興状況を伝え続けたい」

(2022年5月6日 福島民報新聞より)